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らぶげが百倍面白くなる制作裏話!
あんなことやこんなことが!!

■ 怪獣・御先祖様・新世紀
9話の外道乙女隊で、アクマコの妄想の中で登場するカイジュウ。シーンにして数秒ですが、実はレイアウトの段階で原画担当の方が丸三日かけて描き上げているほどの超力作なのです。打ち合わせの段階では「昔の怪獣映画の宣伝ポスターみたいな感じでお任せします」くらいの予定だったのに……。あまりの力作っぷりにスタッフ一同目を奪われた次第。かっこいい!

怪獣つながりでいえば、本編の冒頭から三大怪獣(ナマドン・ヤドヤン・ヒトデロン)が海岸の風景の中にこっそりまぎれていたりします。9話で一番最初に画面に登場するキャラ、音子と見せかけて実はヒトデロンです(海の中に隠れている)。

なんでもありの『らぶげ』の中で一際異彩を放つ9話の外道は、企画段階から押井守監督の『御先祖様万々歳!』というアニメへのオマージュがふんだんに盛り込まれています。全編海岸を舞台に演劇の一幕劇を思わせる演出手法、長台詞長回しで通常の三倍動き回るアクマコ(作画枚数がすごいことに!)のルーツはここから。個人的には三大怪獣の登場以降はOVAパトレイバーも入ってるかな〜と思ったり。当初のコンテの段階ではアニメからのオマージュ以外にも、男のアナウンサーが登場して某矢沢永吉風に絶叫していたり、ラディクスの進行車がそのまま海岸沿いの道を走っていたりといろいろ小ネタ満載でしたが製作過程で無くなってしまいました。OA版にはその痕跡がかすかに(かつ大胆に)残っていますが。